低栄養と言われたら...たんぱく強化食を考えよう

2017/04/07
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「低栄養の傾向がみられます。しっかりたんぱく質の豊富な食品を食べるようにしてください。」と言われても、どうしたらよいか分からない。お肉や魚を食べて貰おうにも、食が細くていつもおかずを残してばかり…。

そんな方に、最近は多くのたんぱく強化食品が発売されています。今回は、近年増えつつある多様なたんぱく強化食品の種類と、その使い方をご紹介します。

 

1.低栄養とは

よく言う「栄養失調」のひとつです。栄養失調は「過多」と「不足」のどちらも含む体調不良のことですが、特に栄養素が足りない状態のことを「低栄養」と呼びます。主にエネルギー不足によるものと、たんぱく質不足によるものの2つがあります。

近年高齢者や要介護者のあいだで問題になっているのは、3食しっかり食べているのに低栄養と診断されることもある「たんぱく質不足」によるケースです。

たんぱく質は肉や魚、卵などおかずに多く含まれるので充分に食べることができないと、不足となる場合があります。例えば、おかゆだけ、うどんだけといった糖質に偏った食生活の方や、食が細くなって量を食べられなくなってしまった方、またそもそもたんぱく質の消化吸収力が衰えてしまうことなど、加齢とともにそのリスクは大きくなります。

これまで病院食や施設給食で行なわれてきた栄養管理を家庭でも簡単にできるようにと、現在メーカー各社から様々なタイプのたんぱく強化食品が発売されています。次にそれらの特長について説明します。

 

2.たんぱく強化食の種類

1)ゼリータイプ

りんご、みかん、ヨーグルト、ココアなど様々な味のバリエーションがあります。日々のデザートやおやつの習慣がある方、スイーツ好きな方におすすめ。スプーンですくって食べるので、嚥下できることが必要。ただし甘いものが多いので、苦手、毎日だと飽きてしまうという声も…。たんぱく質含量は1食50~60gあたり約7~10gで、含有率はおよそ10~16%程度。

2)ドリンクタイプ

ゼリー同様たくさんの味のバリエーションが楽しめます。紙パック入でストローで飲むタイプが主流。嚥下に心配はないですが、甘さはゼリー同様。運動後などや夏など喉が渇いたときに水分補給もかねることができます。たんぱく質含量は1本100~200mlあたり5~15g。含有率はおよそ5%前後。

3)粉末タイプ

飲料で溶いたり、お粥やみそ汁に混ぜて使うタイプ。ゼリーやドリンクと違ってそのまま食べることはできないですが、普段の食事にプラスするだけなので、食の細い方や甘い物が苦手な方などに重宝。容量は分包から缶入りまで多様。

たんぱく質含有率は50~93%と高く、好みの量を調整して使用することができます。味付き/味なしや、原料によって乳/大豆/魚肉など風味や配合バランスが異なります。いわゆるスポーツ用プロテインもこの仲間。

 

4)サプリ(タブレット・カプセル)タイプ

粉末や液体を固めた錠剤やカプセルのタイプ。手を汚さず、軽くて持ち運びに便利なので、旅行先に携帯したりスポーツ中に飲んだりと使い方に自由度があります。たんぱく質含有率は高いものが多い。その人に合う合わないがありますが、概ね低いものより高いものを選ぶことが大切です。

 

 

3.選ぶ時のポイント

1)含有量

それを1個(一本)食べたら、どのくらいのたんぱく質が摂れるかが重要です。高ければ少し食べれば良く、逆に低ければたくさん食べ(飲ま)なくてはいけない。成人が1日に必要するたんぱく質量は「体重1kgあたり1.0~1.5g」とされ、つまり体重60kgの方なら1日60gのたんぱく質となります。

まずは商品を裏返して食品表示をよく見ましょう。「たんぱく質:○g」が摂れる量ですが、単位「○○あたり」にも注意しよう。1食あたりならそのままですが、100gあたりなどと書かれているときは、自身で計算が必要です。

2)吸収効率

あまり知られていないのですが、含有量の”すべて”が身になるわけではなく、一部は身になりますが一部は排泄物として使われないこともあります。原料によっても傾向があり、植物性たんぱく質は概ね5~7割、動物性たんぱく質の肉や魚で8割。たんぱく質の優等生と呼ばれる鶏卵で94ほどで、もっとも高いもので魚肉ペプチド97というのがあります。

しっかりとした食事量が食べられる方にはあまり関係ないかもしれませんが、充分食べることができなかったり食が細い方には、高たんぱくで吸収効率の良い良質なたんぱく質を選ぶことがよいでしょう。

3)その他の成分

たんぱく質に着目するあまり、他の原材料を見落としがちです。たくさん摂りたいからと多く食べると、余計な成分を過剰に摂取してしまったりするので注意が必要です。ビタミン類やミネラル分などは過多になると悪影響が出るものもあります。よく考えて摂るようにしましょう。

 

まとめ

たんぱく強化食はあくまで「食事の補助」でしかありません。いくらたんぱく質が豊富といっても万能ごはんではありません。栄養のバランスを考えて、朝食×昼食×夕食の3食をきちんと食べることから始めてみてはいかがでしょうか。

また高齢者ほど食の好みや好き嫌い、体調や体質も個人間で大きな差があります。本人の食べる意思や希望を確認しながら根気よく取り組んでください。

 

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